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YORKSHINEは中国発のレザークラフトツールメーカーです。
ここ数年で台頭してきた新進気鋭のブランドで、世界中でユーザーを増やし、急速な成長を続けています。
正式名称は『YORKSHINE HANDMADE』。
YORKSHINEという名称は、中国語ブランド名の響きをもとに、『York』と『Shine』を組み合わせて作られた造語です。
『Shine』には「光沢・輝き」という意味があり、磨き上げられた美しい仕上がりへの想いが込められています。
at LeatherWoksはYORKSHINE HANDMADEの正規代理店です。
全商品の取り扱いをはじめ、各種カスタムオーダーにも対応しており、さらにYORKSHINEと共同開発でオリジナルツールも展開しております。
●YORKSHINE 漉ナイフN690モデル●
革の厚み調整に使用できる漉ナイフ。
いわゆるスカイビングナイフという名称のツールです。
革パーツが重なりすぎている部分を分厚くなりすぎないように各パーツのフチを漉いてすっきりさせたり、革のフチを斜め漉きしてヘリ返しをしたりと様々な用途に使用可能です。
革にあてる角度や力加減によって漉ける深さを調節できるため、革の厚みや革の硬さに合わせた繊細な加工が可能なため、より作品の完成度を高めるためにおすすめのツールです。
そんなYORKSHINEの漉ナイフがモデルチェンジして再登場しました。
大きな変更点は2点。
①鋼材のDC53からN690へ変更
初期モデルは元々SKD11を使用していた漉ナイフでしたが、マイナーチェンジでSKD11の改良版であるDC53へ、そして今回からN690ステンレス鋼へのアップデートを果たしました。
DC53でも使用には問題はなかったと思いますが、DC53という金属の性質上、あとから加工を入れるロゴ付近にサビが発生することが多々あり、歩留まりが非常に悪い、革や手の油などで錆びやすいという欠点がありました。
また、材質の特性上錆止めは勿論行っていますが、他のツールと比べて刀身が長いため、使用時に金属部分に手が触れることが非常に多く、どうしても他のDC53ツールよりも錆びやすくなっていました。
新採用のN690はオーストラリアのボーラー社が開発したステンレス鋼で、コバルトなどの希少金属を含んでいるため、一般的なステンレス鋼よりも高価な金属となっています。
このN690は耐食性が非常に高くサビに非常に強い、刃持ちと靭性のバランスが良い、刃こぼれに強いという特性があります。
硬度はDC53には負けますが、その代わりN690のほうが研ぎやすく、メンテナンス性が良いという利点もあります。
主に高級ナイフなどにも使用されているステンレス鋼となります。
②刃の形状変更
旧モデルは刃先が弧を描いた形状になっていましたが、新モデルから革包丁のように直線の刃になっています。
丸刃は革への最初の食い付きは先端が入りやすいのですが、直線に漉く際に刃先のコントロールが難しいという難点がありました。
その点今回の刃はディバイダーや銀ペンなどでひいたガイドラインに沿って斜め漉きなど真っ直ぐ漉くことが非常に得意な形状になっています。
また、N690ステンレス鋼部分は刃先にかけて細くなるテーパー形状をしています。
背面は特注金型による高精度な平面加工を施し、フラットな基準面を持つことで使用時の安定性を向上させ、研磨時の刃付けも以前より容易になりました。
刃は斬れ味が良いので、革に対して漉ナイフをより寝かせ革に平行に近づけて使用すると刃が浅く入ります。逆に漉ナイフ本体を革に対して直角方向に近づけることでより深く刃が入ります。
どれだけ漉くかで角度を調整して使用してみてください。
仕様
刃材質:N690
持ち手材質:ウォルナット
サイズ
全長:210mm
刀身:100mm
持ち手直径:25mm